ミームという亡霊は、いかにして“壁”を越えるか　日本アニメの脱文脈化を辿る（KAI-YOU Premium）

2021/07/24 16 users ミーム 亡霊 変異 遺伝子 概念

亡霊がインターネットを徘徊している。ミームという亡霊が。 ミーム。進化生物学者リチャード・ドーキンスが『利己的な遺伝子』（1976）のなかで提唱した概念。人から人へと情報や概念を伝達していく自己複製子。ただし現在では、ミームという概念自体が変異を重ね、ネット上に遍在するインターネット・ミームのような概... 続きを読む

現代イラストレーターの肖像 - イラストレーター兼VTuberしぐれういインタビュー　理解者よりも、本当に必要なもの（KAI-YOU Premium）

2021/04/23 17 users 肖像 現代イラストレーター 理解者

青春という限られた時間が放つまばゆい輝きを瑞々しく描き出す。「女子高生がとにかく好き」と語るしぐれういさんのイラストの魅力は、好きだからこそ込められる情熱によって生み出されるものだ。 2021年4月よりTVアニメも放送されるライトノベル作品「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」のイラストや、VTuber・ 大空ス... 続きを読む

再発見される90年代日本語ラップ 海外キュレーターの言葉からその現象を紐解く（KAI-YOU Premium）

2021/02/24 10 users 余波 現象 Lo-fiヒップホップ プレイリスト 言葉

海外発の「90年代日本語ラップ」プレイリストが続々と100万回再生を突破している。その視聴者層を占めるのは日本国外が圧倒的だ。この現象はLo-fiヒップホップやシティポップ・ブームの余波なのか？それとも何か新たな魅力が発掘されているのか？海外の日本語ラップ・プレイリスト投稿者たちへの取材をもとに、この不可... 続きを読む

時代を紡ぐ新鋭編集者 | 『チェンソーマン』と現代のヒーロー像　「少年ジャンプ＋」編集者・林士平インタビュー Vo.1（KAI-YOU Premium）

2020/10/12 12 users チェンソーマン ヒーロー像 少年ジャンプ 有料 現代

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“観る幻覚剤”と話題　Netflixアニメ『ミッドナイト・ゴスペル』は何がヤバいのか？（KAI-YOU Premium）

2020/05/20 453 users 幻覚剤 ミッドナイト・ゴスペル ヤバ 有料 プレミアムユーザー

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米ジャズプレーヤーが解き明かす“J-POP”の正体、音楽的アイデンティティ（KAI-YOU Premium）

2020/04/06 835 users アイデンティティ J-POP パトリック 正体 フォーカス

──パトリックさんはJ-POPを研究して音楽的に分析してきたということですが、まずはどんな特徴が挙げられますか？ パトリック　僕は日本の社会のあり方が音楽に影響を与えていると考えています。アメリカや西洋社会全般においては「個人」にフォーカスが当てられている一方で、日本では「集団」が重視されているように見... 続きを読む

大石昌良の本音「音楽にも物語を」 櫻井孝宏との対話 | 時代と共に変化する“求められる“声優像（KAI-YOU Premium）

2019/07/17 19 users 大石昌良 櫻井孝宏 対話 本音 物語

ボブカットに鋭くも優しい目線、緩めの黒いシャツに黒いボトムスと天辺から爪先まで似通うこの二人は「アニソン界のおしゃべりクソメガネ」こと“オーイシマサヨシ“名義のアカウントを持つ、音楽クリエイター大石昌良さんと「声優界のおしゃべりうそメガネ」こと櫻井孝宏さん。 大石さんはアニソン界の最重要人物としてシ... 続きを読む

「小説家になろう」インタビュー 文芸に残された経済的活路 | Vol.2 ITと出版の違い 「なろう」が特別で居続ける理由（KAI-YOU Premium）

2019/06/13 22 users 文芸 契機 ヒナプロジェクト 出版 劣等生

「小説家になろう」の読み手が増大したのは2009年のリニューアルと、書き手の意識が変化した2011年の『魔法科高校の劣等生』『ログ・ホライズン』の書籍化が契機の一つだと、運営会社であるヒナプロジェクトの平井さんは言う。 これらの出来事を経て「小説家になろう」は閲覧数、登録作品数ともに日本最大級の小説投稿サ... 続きを読む

「兄ぽこ」インタビュー　VTuber個人勢としての矜持と未来 | 甲賀市で、妹と、VTuberで生きていく（KAI-YOU Premium）

2019/03/27 24 users Vtuber 矜持 甲賀市 インタビュー 未来

生身のYouTuberも含めたこれまでのインターネット文化と比して、「個人によるクリエイティブの発表の場」という属性の薄れたバーチャルYouTuberというフィールドで、あくまで個人によるクリエイティブを展開している兄ぽこさんは、クリエイターとして、プロデューサーとして今のバーチャルYouTuberシーンをどう捉えてい... 続きを読む