タグ 21世紀マンガレビュー
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壊れやすい卵のための21世紀マンガレビュー(第3回) 野村宗弘『うきわ』 | マンバ通信 - マンバ
1 はじめに 人はなぜ不倫をするのでしょうか? そのものズバリの書名を冠するインタビュー集を開くと、この疑問に対して上野千鶴子が興味深い回答をしていました。「逆に聞きたいですよ。人はなぜ不倫をしないんでしょうか、と(笑)。何度も言うように結婚したら最後、自分の性的身体の自由を手放さなければいけない... 続きを読む
壊れやすい卵のための21世紀マンガレビュー(第2回) やまもり三香『椿町ロンリープラネット』 | マンバ通信 - マンバ
1 はじめに 藤本由香里は、かつて「少女マンガの根底に流れているのは、「私の居場所はどこにあるの?」という問い、誰かにそのままの自分を受け入れてほしいという願いである」(*1)と明言し、つぎのように論じました。 彼女の存在の根拠が揺らいでいるそもそもの原因は、多く、本来なら最も無条件に彼女の存在を受け... 続きを読む
壊れやすい卵のための21世紀マンガレビュー 村上かつら『淀川ベルトコンベア・ガール』 | マンバ通信 - マンバ
1 はじめに 2009年2月、村上春樹はエルサレム賞の受賞挨拶で「もしここに硬い大きな壁があり、そこにぶつかって割れる卵があったとしたら、私は常に卵の側に立ちます」(*1)と宣言しました。「壁」と「卵」のメタファーに関して、彼はつぎのように説明しています。 こう考えてみてください。我々はみんな多かれ少なかれ... 続きを読む
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