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タグ ジョセフ・ヒース

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ジョセフ・ヒース「キャンセル・カルチャーはシンプルに説明できる」(2023年12月3日)

2023/12/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 28 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip カルチャー イブ 議論 キャンセル 分析

今や誰もがキャンセル・カルチャーについて論じるのに飽き飽きしている。そろそろ私たち研究者が議論に参加してもいい頃だろう。最近、イブ・ンの“Cancel Culture: A Critical Analysis”『キャンセル・カルチャー:批判的分析』を興味深く読んだ。この本はキャンセル・カルチャーにそれほど批判的というわけでもなかった... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「アイデンティティ・ポリティクスはナショナリズムに似ている」(2023年11月26日)

2023/11/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 41 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 結末 昨今 議論 ナショナリズム 周り

年をとるにつれ、周りの人が覚えていないことを思い出せる機会が増えていく。私がアイデンティティ・ポリティクスを巡る昨今の議論を真面目に受け取る気になれない理由の1つはこれである。私は既に同じことを経験してしまっているのだ。この映画は前に見たことがあるし、結末だって知ってる。 言い換えれば、私は1990年... 続きを読む

【翻訳】 「キャンセルカルチャーを"キャンセル"する方法」(2023年10月19日)|未厨伯(みくりや はく)

2023/11/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 8 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip リベラリズム 翻訳 みくり 訳者 キャンセルカルチャー

本エントリは、エコノミスト誌にて掲載されたウォーク、ひいては政治的二極化傾向についての処方箋を提示する論考の要約・解説記事です。 ジョセフ・ヒースなどに代表される昨今の古典的・伝統的なリベラリズムに回帰する流れとウォーク批判の結びつきを理解する上で必読の記事だと思います。 注意:訳者(未厨伯)の知識... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「なぜカナダの大学教授は学生を恐れないのか:アメリカの大学がポリティカル・コレクトネスに席巻された理由」(2015年6月8日)

2023/10/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 87 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ポリティカル・コレクトネス カナダ 大学教授 アメリカ 学生

カナダのジャーナリストが陥りがちな怠惰な習慣の一つが、カナダとアメリカが同じ国であるかのように語ってしまうことだ。アメリカで何が悪いことが起こっていると、カナダでも同じことが起こっていると彼らは思い込んでしまうことからも明らかで、この思い込み故に彼らは実際の取材に赴かない。 大学が最近「ポリティカ... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「アメリカの多文化主義は矛盾を抱え込んでいる」(2023年9月23日)

2023/10/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 264 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 矛盾 共和党 多文化主義 アメリカ 対立

しばらくアメリカに在住していたが、人種的正義を求める闘いで公理となっているものは、現実的な解決策となっておらず、逆に人種間の対立を世代をまたいで再生産してしまっていると思った。これをアメリカのリベラルは理解できておらず、多くの逆効果(マイノリティ・グループの一部を共和党の掌中に追いやっている等)... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「白人のマウント合戦:コフィ・ブライトの仮説を拡張する」(2023年8月25日)

2023/09/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 46 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 仮説 白人 マウント合戦 査読 見解

リーアム・コフィ・ブライトが『Journal of Political Philosophy(政治経済学ジャーナル)』に最近投稿した論文「白人のマウント合戦」での、アメリカの人種政治についての見解を大いに楽しませてもらった。まず最初に、この論文は査読の通過がほぼ不可能な形で執筆されているため、無事掲載されたこと自体に驚かされた... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「イデオロギー論の諸問題」(2001年10月1日)

2023/06/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 15 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 諸問題

目次 1 イデオロギーと非合理性 2 集合行為問題 3 信頼 4 適応的選好 5 結論 現代の社会批評において「イデオロギー」概念が中心にあり続けているのは、カール・マルクスと青年ヘーゲル派のしつこく残り続けている遺産の1つである。「イデオロギー」概念は、個人が、自らを抑圧し搾取する制度の維持や再生産にしばしば... 続きを読む

「新自由主義」批判がグダグダになりがちな理由(ジョセフ・ヒース論文「批判理論が陰謀論になるとき」メモ) - 清く正しく小賢しく

2022/11/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 198 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 陰謀論 小賢 批判 メモ 自由主義

今回紹介するのは、ジョセフ・ヒースの論文「When does Critical Theory Become Conspiracy Theory?」である。この論文でヒースは、「新自由主義」概念をルーズに用いた議論などを念頭に置きながら、批判理論が陰謀論に堕してしまう条件、さらにまっとうな批判理論と陰謀論紛いの批判理論を分かつ特徴を検討している。 ... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「社会は、“正常”な犯罪発生率を維持しようとする」(2015年7月31日)

2022/09/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 10 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 犯罪発生率 normal コミットメント 社会 処罰

The challenge of maintaining a “normal” rate of crime Posted by Joseph Heath on July 31, 2015 19世紀後半、エミール・デュルケームは、「社会は“正常な”犯罪率を維持しようとする」と主張し、多くの人を動揺させた。犯罪者の逮捕・処罰は、市民による社会秩序へのコミットメントを再確認する社会的機能を果たして... 続きを読む

コスマ・シャリジ「二重過程理論は『啓蒙思想2.0』に不要である:ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0』書評」(2022年3月6日)

2022/07/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 8 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 論争 書評 面白い本 部分 啓蒙思想2.0

The Bactra Review: Occasional and eclectic book reviews by Cosma Shalizi 173 Enlightenment 2.0 Restoring Sanity to Our Politics, Our Economy, and Our Lives” Drafted 26 December 2021, posted 6 March 2022 『啓蒙思想2.0』は、大変面白い本だが、少々時代遅れになってしまった部分もあり、また非常に論争を... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「資本主義をぶっ壊す! 働いたら負け! 夢を追いかけろ! 損得なんてクソ喰らえ!:『反体制』はカネになる」(2022年7月2日)

2022/07/05 このエントリーをはてなブックマークに追加 10 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 損得 カネ クソ喰らえ 資本主義 反体制

Down with capitalism! For people and companies alike, there’s a new path to profits: Follow your dream, and trash-talk profits As the economy becomes increasingly dematerialized, trust becomes more important to every transaction, and showing passion can be a quick way to profitability By Joseph He... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「『啓蒙思想2.0』著者自身による紹介」(2014年4月18日) – 経済学101

2022/05/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 14 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 著者自身 経済学 オタワ 啓蒙思想2.0 シチズン

Enlightenment week wrap-up posted by Joseph Heath on April 18, 2014 | Uncategorized 私の著作『啓蒙思想2.0』が刊行されてから1週間が経ったが、大変有意義な1週間だった。これは、本書の内容から多くを抜粋して掲載してくれた「オタワ・シチズン」誌と「ナショナル・ポスト」誌に大きな恩を負っている(「オタワ... 続きを読む

賃金と「社会の認識」は関係あるのか?(読書メモ:『資本主義が嫌いな人のための経済学』②) - 道徳的動物日記

2022/03/15 このエントリーをはてなブックマークに追加 5 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 賃金 賃金格差 同一賃金 資本主義 最低賃金

資本主義が嫌いな人のための経済学 作者:ジョセフ・ヒース NTT出版社 Amazon 『資本主義が嫌いな人のための経済学』の第10章のテーマは「同一賃金」であり、「貧困に対策するためには最低賃金を上げなければいけない」や「男女の賃金格差を是正するためには、女性が多い仕事の賃金を上げなければいけない」といった、... 続きを読む

『反逆の神話〔新版〕: 「反体制」はカネになる 』カウンターカルチャーへの愛憎相半ばする複雑な気持ち - HONZ

2021/12/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 6 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip HONZ 反逆 カネ コミュニテ 神話

反逆の神話〔新版〕: 「反体制」はカネになる (ハヤカワ文庫NF) 作者:ジョセフ・ヒース ,アンドルー・ポター 出版社:早川書房 発売日:2021-10-05 反体制はカネになる。ん、どういうことだ?、違和感があると同時に居心地が悪い。だって、反体制の人たちはおカネよりも大切なもの、例えば、自然とか文化とか、コミュニテ... 続きを読む

人種特権と多数派特権(ジョセフ・ヒース講演「多数派特権は不正なのか?Is Majority Privilege Unjust?」メモ) - 清く正しく小賢しく

2021/12/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 17 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 小賢 メモ Zoom 筆者 スライド

www.trentu.ca 先日、カナダの哲学者、ジョセフ・ヒースによるzoomでの講演「多数派特権は不正なのか? Is Majority Privilege Unjust?」*1を聞いた。あいにく筆者は英語をほとんど聞き取れないし、スライドもそれほど充実したものではなかったので、言ってることの半分も理解できなかったが、メモ程度に記録を残してお... 続きを読む

「ハッピーエンド」を唱える議論には警戒せよ(『資本主義が嫌いな人のための経済学』読書メモ①) - 道徳的動物日記

2021/12/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 21 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ハッピーエンド 資本主義 議論 読書メモ 経済学

資本主義が嫌いな人のための経済学 作者:ジョセフ・ヒース NTT出版社 Amazon まずは「エピローグ」から引用。 若かりしころの私は、社会正義の問題など簡単だと考えていた。世界には二種類の人間がーー根っから利己的な人間と、もっと寛大で思いやりのある人間がいるように思われた。世界に不正や苦難があるのは、利... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「ウォーク(正義に目覚めた一部の左派)は戦術・信条において裸の王様・女王様である:リベラリズムの皮を被った反自由主義」(2021年6月23日)

2021/11/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 398 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip リベラリズム 左派 信条 ヴォーグ Joseph Heath

ジョセフ・ヒース「ウォーク(正義に目覚めた一部の左派)は戦術・信条において裸の王様・女王様である:リベラリズムの皮を被った反自由主義」(2021年6月23日) Joseph Heath: Woke tactics are as important as woke beliefs Woke language hides illiberal tactics in liberal aims Posted by Joseph Heath on June 23, ... 続きを読む

反合理主義としてのフェミニズム(『啓蒙思想2.0』読書メモ③) - 道徳的動物日記

2021/10/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 8 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip フェミニズム ティーパーティー 原著 右派 読書メモ

啓蒙思想2.0―政治・経済・生活を正気に戻すために 作者:ジョセフ・ヒース NTT出版 Amazon ジョセフ・ヒースはカナダ人であるけれど、『啓蒙思想2.0』における彼の問題意識は、ティーパーティーに代表されるように近年のアメリカで不合理で反動的な右派の運動が盛んになっていることだ(原著は2014年なのでトランプの当選... 続きを読む

コバヤシトシマサ on Twitter: "「ファイトクラブ」。記号消費によって消耗し切った主人公が、突拍子もない方法(=暴力)によって身体性を取り戻す。面白い。でもジョセフ・ヒース(「反

2021/10/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 17 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 突拍子 反逆 神話 暴力 カウンターカルチャー

「ファイトクラブ」。記号消費によって消耗し切った主人公が、突拍子もない方法(=暴力)によって身体性を取り戻す。面白い。でもジョセフ・ヒース(「反逆の神話」)なら、それこそがカウンターカルチャーのマーケティング戦略に過ぎないと指摘するだろう。 続きを読む

ジョセフ・ヒース「文字通りの意味でのファシスト」(2016年3月1日) — 経済学101

2021/02/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 9 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ファシスト 電信柱 警官 何者 ステッカー

Fascist in the literal sense of the term Posted by Joseph Heath on March 1, 2016 何年か前のトロント市議選の際だが、何者かが、市内のあちこちの新聞受けや電信柱に「警官が市長を選ぼう!」と書かれたステッカーを貼り回っていた。そのステッカーを見て、私が思ったのが「わぁ、こりゃ、マジもんのファシストだ。... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「行政府の規制について真剣に考える」(2014年7月7日) — 経済学101

2020/12/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 6 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 規制 行政府 経済学

Thinking seriously about regulation Posted by Joseph Heath on July 7, 2014 ダニエル・カーペンターの本“Reputation and Power Organizational Image and Pharmaceutical Regulation at the FDA(評判と権力:FDAの組織的心証と医薬品規制)”を読み終えたところだ。「十全に魅力的な本である」とまでは言わないが... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「ポリティカル・コレクトネスについて付記」(2015年6月8日) — 経済学101

2020/09/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 7 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 付記 ポリティカル・コレクトネス オタワ Education

More on political correctness Posted by Joseph Heath on June 8, 2015 | education オタワ・シチズン紙に論説(『カナダの大学教授はなぜ学生を恐れないか』〔日本語訳はここで読める〕)を寄稿し今日掲載されたことで、どうやら私は今現在、ポリティカル・コレクトネスに関して無敵の人になっているようだ。そもそも... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「左派の中心的課題は事前分配である」(2014年4月3日) — 経済学101

2020/09/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 12 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 左派 オンタリオ州 エントリ 経済学 カナダ

The central challenge for the left in Canada Posted by Joseph Heath on April 3, 2014 「カナダにおける左派の中心的課題」 前回のエントリを読んだ人は皆、オンタリオ州におけるNDPの最近の政策(特にNDPが、切迫している集合行為問題の解決よりも、富の再分配を優先していること)に強い賛意を呼び覚ますの... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「『どこに投票しても同じじゃないか!』と嘆く若者のために:オンタリオ州に見る政治選択の黄金時代」(2014年4月1日) — 経済学101

2020/08/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 10 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip オンタリオ州 有権者 若者 政党間 黄金時代

ジョセフ・ヒース「『どこに投票しても同じじゃないか!』と嘆く若者のために:オンタリオ州に見る政治選択の黄金時代」(2014年4月1日) The golden age of ideological politics in Ontario Posted by Joseph Heath on April 1, 2014 不満を抱いた有権者――特に若者――による、主要な政党間に「違いがない」ので投票にす... 続きを読む

ジョセフ・ヒース「なぜカナダの大学教授は学生を恐れないのか:あるいは、アメリカの大学がポリティカル・コレクトネスに席巻された理由」(2015年6月8日) – 道草

2020/08/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 23 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 道草 ジャーナリスト ポリティカル・コレクトネス カナダ 習慣

ジョセフ・ヒース「なぜカナダの大学教授は学生を恐れないのか:あるいは、アメリカの大学がポリティカル・コレクトネスに席巻された理由」(2015年6月8日) Why Canadian professors aren’t afraid of their students カナダのジャーナリストが陥りがちな怠惰な習慣の一つに、カナダとアメリカが同じ国であるかのよう... 続きを読む

 
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